紅葉には少し早い秋晴れの日、子ども達、家族、スタッフで、KDDI様主催の高尾山森林保全活動の一環としての「自然体験活動」を楽しみました。
午前中の草木染では、植物を煮出した液に布を浸したあと、空気に触れると色が変わっていくところを楽しんだり、木工作では、個性あふれる木の車が出来上がり、途中、どうやるとまっすぐ早く走るのか、真剣に作っている姿が印象的でした。
午後には、子どもたちは、アプリ「バイオーム」を用いて自然観察をしました。目の前の草花について、「これかな?あれかな?」と画面とにらめっこしながら、たくさんの写真を収集し、自分だけの生物図鑑を作りました。普段なら気づかないような葉先の形や、絶妙な花びらの色などを観察している家族の様子がうかがえました。
アプリ「バイオーム」を使った散策では、沢山の植物や昆虫に出会い、各々スマホ片手に「世界で一つだけの図鑑」が出来上がりました。
KDDIの皆さんと一緒に、自然ガイドさんと散策したのも楽しい時間でした。
ガイドさんから渡された葉の匂いに顔をゆがめたり、ミントのようなすがすがしい香りに、「これ、好き」といって興奮する子どもや大人。生物の多様性に気づき、それを保全していく活動に、小児がんの子どもたちも協力していきたいと思います。
このプログラムは(公財)東京都保健福祉財団により助成されています。
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